原因

  1. 弛緩性便秘
    大腸の運動が低下、腸間の緊張がゆるみ蠕動運動が行われない
  2. 痙攣性便秘
    精神的ストレスや過敏性腸症候群などの原因
  3. 直腸性便秘
    直腸に便が停滞、高齢者や寝たきりの方

健康な人の腸内は、腸内の菌バランスが一定の条件で保たれています。

善玉菌、 悪玉菌、日和見菌

食事の時間が不規則である。

糖尿病の薬や抗コレステロール薬抗パーキンソン薬が原因となって便秘症が生じる事があります。

便秘に対する対処法

胃腸粘膜の炎症状態が現れる所見

脉状

寸、 関、 尺にわたる滑脉 (寸口の滑は気管支粘膜)

火穴

脾経 「大都」 (+)⇒ 「商丘」「陰陵泉」 (脾経気水穴)・・・滑脉処置
胃経「解渓」 (+)⇒ 「属兌」 「内庭」 (胃経気水穴)・・・胃酸過多
肺経「魚際」(+)⇒ 「経渠」 「尺沢」 (肺経気水穴)
大腸経「陽渓」 (+)⇒ 「商陽」 「二間」 (大腸経気水穴)

ストレス性 神経性

脉状

「細・緊・数」
自律神経処置(副腎処置、 外ネーブル、足趾間穴、 足趾裏横紋、 イヒコン)

胃腸の運動機能活性化

所見

「胃の気の脉」 が乏しい、 胃内停水

処置

胃の気3点処置 消化機能を高める

その他の全身所見

瘀血

「中注」「大巨」の圧痛
肝が実すると相克関係である脾胃が虚しやすい
(食べたくなくても食べてしまうなど)

今後の対策

規則正しい生活、食事、睡眠、薬物療法を行う事もあります。

鍼灸では、自律神経を調整して腸の蠕動運動を促すことを目的に施術します。

また、16時間程度食事を取らず、 内臓を休ませると身体の中の自然治癒力が 働きます。

これは細胞を修復してくれる「サーチュイン遺伝子」 が働く為です。

体内にある遺伝子を全てスキャンして、壊れたり傷ついたりしている遺伝子を 修復してくれるためです。

その他に、 1日1回の純粋な水をコップ一杯飲むとよいでしょう(デトックス作用)

(参考)長野康司 (2015) 医道の日本よくわかる長野式治療 日本鍼灸のスタンダートをめざして